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土地探しのコツ 自力で理想の土地を見つけた「検索術」とは?

土地探し

こんにちは、福田栗作(@kurisakunchi)です。このブログでは注文住宅に関する話題についてユーザー目線で解説しています。

土地探しを始めたけど、理想の土地が見つからない

今日紹介する記事は、良い土地が見つからないという悩みを解決するために、実際に栗作が理想の土地に出会うために行った検索術を紹介していきます。

この記事を読むとわかること

  • 土地探しの注意点
  • 土地探しをする前に知ってほしい予備知識・心構え
  • 理想の土地に出会うための検索術

この記事に紹介してる検索術を実践すると理想の土地に出会える可能性が高まります。理想の土地に出会いましょう。

土地を探す上で知っておきたい注意点

建築条件の有無

土地を見ていると「建築条件付き」と書かれているのを見たことがあると思います。この”条件”というのは家を建てるときに、住宅メーカーの指定がある土地になります。

自分たちがお願いしようとしているメーカーさんだった場合は儲けものになることが多いのですが、指定外の業者にお願いをしようとしている場合、家を建てる事ができません。

※ずっと売れないなど理由で条件なしになることもあります。

栗作も何回かこれに泣かされました。

旗竿地

旗竿地の図(制作:栗作)

上の図でいうBが旗竿地です。サイズに異なる四角を2つ足したような土地のことを言います。隣接する四角形の土地と比べると価格が少し安くなる傾向にあります。土地の価格はA>Bになりやすいです。

安いというメリットがある一方で、以下のデメリットも存在します。

  • 四角形の土地のほうが家を建てやすい。
  • 道路に接している土地が細長く、幅が確保されていない場合、大型の車を止めるスペースが作れないいケースがあるので、車にこだわりがある人だと検討外になることもある。
  • 入り組んで道路上からの死角が多くできる場所では空き巣が狙いやすい家になる

駅チカの好立地だったり、家を建てる土地が広かったり、意外と掘り出し物件があることもあるので難しいですね。

セットバック

都市計画区域内で建物を建てる場合、土地に接している道路(接道)の幅員を4m確保しないと行けないと定められてます。ざっくりいうと、選んだ土地の接道が狭いと道幅を確保するために一部道路にしないといけない、カタログ値よりも土地が狭くなります。

道が狭いところで建てる場合、重機が入らないというトラブルが起こることもあります。その場合、資材搬入のために人手をより多くかかるため、建築費用が上がるというデメリットもあります。

古家有りか更地渡しか

土地を見ていくと、まっさらな土地じゃない!というとところも多々あります。所有者が住んでいたり、空き家があったりするパターンです。更地のほうが固定資産税が高くなるので家を壊せなくてという事情から、買う土地にすでに建物がある場合もあります。これを「古家有り」の物件になります。

この古い家があると家を建てられないので、解体工事が必要になります。予算ピッタリのいい土地だったとしても解体費用が上乗せされるので、予算オーバーしてしまうという事態もありえますので注意が必要です。

この4つは土地を探すときにぜひチェックしてほしい注意点です。

この他にもブロック塀の所有権、境界がはっきりしているかなど後々揉めるポイントはあるのですが、不動産情報だけだとわからないので、上記の3点だけは頭の片隅に入れておくのがおすすめです。

土地探しの前に知っておいてほしいこと

営業担当
営業担当

いい土地はすぐに無くなります。良いなと思ったらすぐに、購入の意思表示をしないといけません。購入申込みのためになるべく早くお伝え下さい。

工務店の担当さんから栗作も言われました。正直、契約を急かすための口上でしょって思ってました(担当さんごめんなさい)

実際に土地探しを始めて、これが嘘じゃないとすぐわかりました。みんなが買いたくなる良い土地は本当にすぐに埋まります。福岡だったら糸島、学研都市、姪浜あたりで良い土地あったら掲載されてその日のうちに購入申込がされることも珍しくないです。本当にそれぐらいすぐ埋まります。

購入申込は簡単に言うと「ここを買う意志があります」と土地を売りに出している所有者、不動産屋さんに示すものですが、申し込んだら絶対に買わないといけないというものではないで良さそうなところには申込みを早めにするのがお薦めです。

土地購入の交渉権は基本的に申し込み順で案内されるため1番手になれないと購入できないケースが多くなります。栗作も購入した土地は掲出された日の夕方に申し込んだけど2番手。たまたま1番手の人が辞退したから無事土地をゲットしました。

あとから聞いた話だと栗作の後にも5番手ぐらいまで購入申込みがあったそうです。3番手の人は現金一括で買うって言っていて、土地所有者さんが直ぐに現金がほしいという場合はそちら優先され、たぶん買えなかったです。

土地探しは熾烈な競争と住みたい場所にいい土地が出るかどうかの運が必要になってきます。

長くなりましたが、きょうの本題、理想の土地に出会うことは、住みたい場所のいい土地をめぐる熾烈な競争に勝ち抜くこととも言えます。どうしたらそれが可能になるでしょうか。

栗作式「理想の土地」探しメソッド

自分の理想の土地を具体化する

最初にするのは自分はどういう土地に住みたいかをリストアップすることです。

主な検討リスト

  • 予算はいくらまで出せるか
  • 最寄り駅から徒歩●分
  • どの路線がいいか、どの駅がいいか
  • 田舎がいいか、都市部がいいか
  • 勤務先までドアトゥドアで何分までが許容か
  • どれぐらいの広さがいいか
  • 庭はいるか
  • 家庭菜園するか
  • 公園や小学校からの近さ
  • 線路沿いは有りかなしか
  • スーパー・コンビニが近くに必要か

これ以外にも生活する上で色々気になるところはあると思います。例えば高齢のご家族がいる場合は通院のしやすさなども検討対象だと思います。これらをすべて上げて、細かくてもいいので「絶対譲れないもの」、「もしできれば」に分けながらリストアップしていきます。

不動産検索アプリに理想の土地の内容を落とし込む

いろいろな不動産アプリを試してみて一番使い勝手が良かったのは「不動産情報検索 ニフティ不動産で家探し」です。

他のアプリと違って駅の選択が無制限にできるので、候補の駅が複数ある人におすすめです。

また、「LIFULL HOME’S」や「SUUMO」といった有名な不動産サイトを網羅しているので、これ一つでだいたい総ざらいできます。※福岡県の不動産探しの定番・福岡県宅建協会の「ふれんず」は対象外になります。

1.で作ったリストの内容に当てはまるようにアプリの検索条件を作っていきます。

作った検索条件で朝と夕方に検索をかけて、新着順でみる

これが一番大事です。土地の買付申し込みがすぐ埋まるので、早く情報をキャッチしないといけないから、アンテナを張り続けないといけないので毎日見てください。いつ不動産情報が出るかわからないので「ルーティンで見る」を徹底するのが大事です。

リストに当てはまるものを見つけたら申し込む、1週間探して出なかった場合はリストの中の「もしできれば」の条件を緩めましょう。

例えば、駅から徒歩5分を15分にする、価格の上限を500万円上乗せする、検索する駅を増やすなど妥協できるところを妥協しましょう。

そして、再び毎日朝と夕に検索をかけます。

まとめ

土地が売り出されるかどうかは運の要素もあります。ただ、何もしなければ気づかぬうちに誰かがいい土地に買付申し込みをしてしまいます。不動産屋さんもハウスメーカーの担当さんも一緒に土地を探してくれると思いますが、あなたの土地を一日中探してくれるわけではないというのは肝に銘じましょう。また、担当さんがいい土地を見つけて連絡をする、それを検討してお返事するまでのタイムラグがあり、人気の土地なら買付申し込みが入ってしまうという場合もあります。

なので、少しでも土地に出会うために地道に土地の検索をかけるをしてみてください。

そして、「あなたが住みたいと思っている土地はどういう土地か」を一番知っているのは土地を探しているあなたです。なので、検索条件をしっかり作り込むことも大事です。「こだわり抜いた検索条件」を大事にしてください。

今土地に悩まれている読者さまにいい土地が見つかりますように。

なお、土地探しの前にしてほしいことを『土地探しのコツ 騒音で後悔しないために「注文住宅の宿泊体験」がオススメの理由』で解説してますので、ぜひこちらも御覧ください。

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