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新築戸建ての外構工事 打ち合わせの注意点と伝えるべきポイントは?

外構

こんにちは、福田栗作(@kurisakunchi)です。このブログでは注文住宅や雨水タンクに関する話題についてユーザー目線で解説しています。

今度、外構工事の打ち合わせがあるけどどうしよう…

新築戸建ての外構工事、最初の打ち合わせって何を伝えたら良いかわからないですよね。私も工務店の担当者に「どんな庭にしたいですか?」っていきなり聞かれても、全然イメージがわかなかったです。でも最初の打ち合わせは予算感や方向性が決まることが多いので、とても大切です。

この記事でわかるポイント

  • 絶対に最初の打ち合わせで伝えたいのは「外構のタイプ」「直線か曲線か」
  • プランを作ってもらう上で伝えた方がいいポイントは「生活動線に絡むもの」
  • 趣味関連で必要なものは検討できたらしておくで大丈夫

打ち合わせ時の注意点を抑えて、伝えるべきポイントを外構業者にちゃんと伝えて素敵な庭にしましょう。参考までに我が家の外構工事で失敗・後悔したところとどうすればよかったかをまとめてみました。打ち合わせ前に他の家の失敗事例に興味がありましたら御覧ください。

外構の打ち合わせ、注意点は?

まずは外構の打ち合わせの流れから確認しましょう。ざっと以下の手順で進んでいきます。

  • 最初に要望を外構業者に伝える
  • 要望を詰め込んだプランを提示される
  • プランを基に取捨選択していく
  • 発注契約を結ぶ
  • 着工、完成

この中で私が1番重要だと思っているのが最初の打ち合わせです。

最初の打ち合わせの重要性

最初のプランでは使うものなどを良いもの、高いグレードのものであることが多いです。

外構業者さんもこういってました。

外構の営業さん
外構の営業さん

見積もりみて驚かれるから、この瞬間が1番嫌なんですよね…

大事なのは最初の見積もりから削ったり、グレードを落としたりして理想に近づけていくことです。

打ち合わせの注意点は一番最初に要望を全部伝えることが大切になっていきます。最初なので使わないかもしれないけどあったら良いなも含めて伝えておくと、最大限でどれくらい費用がかかるが掴めるのでオススメですよ。

外構は引き渡しや引っ越しスケジュールに合わせて行いたいところなので、時間が無い中で後から「やっぱりこれも、、、」と依頼して、積算をとる時間がもったいないという外構のスケジュールならではの事情もあります。なので最初に必要なものを詰め込んでおくと後々助かりますよ。

外構を「あとから」する場合のメリット・デメリットを紹介してみました。気になる方はもあわせて御覧ください。

最初の打ち合わせ前に「外構の3つのスタイル」を覚えよう

最初に伝えたほうが良いもの1つに、どんな外構、お庭にしたいかの大枠を伝えることです。

大枠とは何かというと、「クローズ外構」か「セミクローズ外構」か「オープン外構」かこの3つの中でどれがご自身のイメージする庭に近いかをお伝えしましょう。

コストプライバシー
クローズ
セミクローズ
オープン

外構のタイプ別メリット・デメリットを外観のイメージを添えてまとめてみました。気になる方はあわせてご覧ください。

庭のイメージ「直線」か「曲線」かも大事

イメージを伝える際に直線的にしてもらうか、曲線美を意識してもらうかで庭のデザインは大きく変わってきます。

直線的な外構は「スタイリッシュ」、曲線的な外構は「おしゃれ」なイメージを与えます。

ここで同じ会社で直線と曲線、それぞれを意識してプランを作ってもらったので見比べてみましょう(片方が白黒で大変申し訳無いです)。

庭のイメージがだいぶ変わってくるのわかるでしょうか。曲線のほうはアプローチに回遊性があって、遊び心があるおしゃれな感じにみえないでしょうか。一方で直線はスッキリとしたデザインで、家と外をきっかり分かれる印象を感じますよね。

「直線」か「曲線」か外構のイメージを伝えるのはオススメです。

予算も大切

最後に予算。やはりいくら素敵なプランだとしても予算オーバーでできないとなっては意味がありません。

いくらぐらいかこちらもお伝えしておきましょう。ただ、最初に出てくるのはだいたい予算オーバーで出てきます。我が家は4社に見積もりをとってもらって最初のものは全部予算オーバーでした涙。

予算を伝えるのは外構の担当者と「いくらぐらいまで落とさないといけないか」という共通認識を持つためぐらいの気持ちのほうが無難です。仮に予算オーバーでも最初に要望をいっぱいいってそこから優先順位をつけて削っていけばいいので、そこまで気落ちしないでくださいね。

打ち合わせの注意点として「外構のタイプ」「デザイン(直線か曲線か)」「予算」の3つは伝えておくと庭の概略がスムーズに決まっていきます。

外構のタイプとデザインについては、お散歩などで他所様の家を見て、「この家いいな」というのを覚えておくと決まりやすいです。おしゃれだなと思うお庭もぜひ覚えておきましょう。おしゃれに仕上げるにはどうしたらいいかポイントをまとめてみました。興味があればこちらも合わせて御覧ください。

外構の最初の打ち合わせで伝えた方がいいこと

続いて、伝えたほうがいい要望はどんなものがあるか、理由とともに紹介していきます。

生活・動線に必要な工事

駐車場の位置

旗竿地や都内の狭小地の場合は駐車スペースは限られてきてしまいますが、そうでない場合はどこが良いか考えておきましょう。

駐車場の位置を考える上で大切なのは乗っている車、購入予定の車の台数の情報。さらに車種も伝えられるとカーポートを選んでもらうときに役立ちます。大型車と小型車だと車幅も変わってくるので漏れなく伝えましょう。

この情報が固まってくると、駐車スペースの位置が決まってきます。

なお、駐車スペースは玄関近くの方が生活しやすいです。車から家に入るときは荷物も持っていることが多いので、近いほうが助かるからです。

なお駐車場の施工に関する基礎知識や費用の減らし方、おしゃれにする方法などをまとめた記事もあります。駐車場についてよりしっかりと検討したい方はぜひご一読ください。

ポスト・インターホン・門柱の場所

最近は表札、ポスト、インターホンがひとまとめになった機能型門柱が主流です。敷地内のどこに置くのかは考えておきましょう。置き場所は主に2つあります。

1つはクローズ外構によくみられる、敷地の際ギリギリのところに設置するパターン。住人以外は敷地に入りにくくなるのでプライバシー性が高いのは魅力的ですね。一方で、雨の日にちょっと郵便を見に行くとか、新聞をとっていたら取りに行くのが濡れるし、めんどいというデメリットがあります。

2つはアプローチから玄関までの途中に設置されているパターン。オープン外構によくみられる敷地の中にインターホンがある形式です。オープンに出入りできるので人を歓迎しているようにみえるのが素敵。一方で敷地にだれでも入れてしまうという点は気になる人はすごく気になると思います。

我が家では機能型門柱を使わず、ポストを施主支給して、住宅の外壁につけてもらっています。玄関を出たところに庇がある関係で家を出てすぐ郵便物が取れるようにしたかったからです。あと雨の日の郵便物が濡れずにすむのもありがたいポイントです。

照明関連

照明はつける場所によって「空間をおしゃれに演出する」「暗い場所が明るくなり安全、便利になる」「明るくして泥棒が近寄りにくくする」といった効果が得られます。

大通り沿いや街灯があって周辺が明るいところにお住まいの場合は必要なかったり、埋め込みタイプのものを設置するだけで十分だったりします。ただ、そうでない場合で明かりが必要そうな家には打ち合わせ時に相談しておくと良いでしょう。

電気・配線工事の関係で一括で依頼したほうがまとめてできて安くなるので「旗竿地で暗いから必要か気になる」程度の一言でもお伝えしておきましょう。

外構の照明に関してメリットやどこに設置したらいいか、設置が必要なケースなどを詳しく解説した記事もあります。駐車場以外にも照明をどこにつけたらいいか、そもそも照明を設置したほうが良いか迷っている方は合わせて御覧ください。

自転車の台数

地味に忘れてしまうのが「自転車」です。こちらもお子様の成長につれて台数が増えたり、近所の人が来たとき用に止められる場所を意識しておくと良いでしょう。

地味にスペースをとるのでざっくりと今、何台使っていて、今後どれくらい増えそうか、来客が多そうかなどを伝えておきましょう。また、サイクルポートを取り入れたり、カーポートを1.5台分にして駐輪スペースを作るという手もありますよ。

目隠し関連

クローズ外構やセミクローズ外構を選ぶとどう目隠しを作るかを考える必要がでてきます。

フェンスにするか、塀を高く積むか、生垣にするか。

塀が一番高く、フェンスや生垣はどういったものを選ぶかで値段が変わってきます。費用に直結する話なので合わせて考えておくのがオススメです。

生垣を作ってもらったので、実際の手間感や費用感、メリデメをまとめた記事もございます。もし興味がございましたらこちらもあわせてチェックしてみてください。

その他に合わせて伝えられるとよいもの

整地したあとはどうするか

家を建てられる状態の敷地は更地の状態。建物が建たなかった敷地の更地部分は外構工事で整地をして庭になる状態にしていきます。ゴミとかを取り除いて、転圧という平らにする作業をかけて更地から整地に変えていきます。

この整地された土地に山砂(真砂土)をまいて整備した状態が真砂土整地。また天然芝を張ったり、人工芝を施工したりして外遊びをしやすいようにもできます。

庭スペースをどう使うか、暮らしに関わってくるので合わせて伝えられると良いでしょう。

我が家では天然芝を入れています。ズボラで育て方もわからない人間が庭に天然芝をいれてみてどうなったか、暮らしてみて感じた良い点、後悔ポイントをまとめた記事もあります。もし興味がありましたらご覧ください。

ウッドデッキを設置するかしないか

これは場所をとるので必要かどうか伝えると良いでしょう。

ウッドデッキは家族の憩いの場になったり、洗濯物を干すときに便利です。反面、のら猫が住み着くなどのデメリットもあります。

ウッドデッキをうまく使うことで室内が広く見せる効果もあります。費用が高く付きやすくメリデメや効果も色々あるのでぜひ検討しておきましょう。

ウッドデッキに関する基礎情報をまとめてみました。気になる方はあわせて御覧ください。

ウッドデッキに関して自宅に設置した人にアンケート調査を行ってみました。ウッドデッキの利用目的で人気だったのが「BBQや食事を楽しむため」、ついで人気だったのは子どもやペットの遊ぶスペースとしてでした。利用目的が具体的になると相談しやすくなると思います。ウッドデッキに関するアンケート結果にもとづいてみんなのサイズや利用目的、後悔ポイントをまとめた記事もありますので興味があればご覧ください。

花壇は作るかどうか

敷地の広さによるところが大きいですが、花壇・菜園スペースの有無もお伝えできるとよいでしょう。

家庭菜園に興味がある方、お花が好きな方には欲しいアイテムです。お子さんがいる家庭だと家庭菜園で一緒に育てれば好き嫌いを減らせる可能性が高いので、食育観点からもおすすめです。

参考:農林水産省によると、トマトを栽培する前と後では「トマトが好き」と答えた園児の割合は60%から70%弱に上がったそうです。

花壇はDIYも可能ですが、もし依頼する場合はどれくらいかかるか把握しておくためにもあったらいいなと思ったら提案しておくと良いです。

余談ですが我が家は花壇を自作しました。資材の購入のみでレンガの花壇を作った話をまとめています。また、予算の都合で花壇づくりが難しい場合はプランターを使って家庭菜園を楽しむのも手です。アイリスオーヤマのプランターの使用感を紹介しながら、緑のカーテンづくりやイチゴ栽培をしたときの話などもまとめていますので、興味がございましたら御覧ください。

倉庫が必要かどうか

アウトドア系の趣味をお持ちの方には倉庫があると助かりますよね。倉庫も費用がかさむものなので必要かどうか検討しておくと良いでしょう。

ただ、倉庫に関しては外構に依頼して基礎を作ってもらって設置した場合、建築物扱いになって固定資産税の対象になります(ブロックを四隅に置いて足場にしてその上に小さい倉庫を置くというようなタイプは対象にならにない場合が多いです)。

倉庫も後から購入して取り付けることも可能なので最初はなくても問題ないといえばないですね。住んでみて物が多いから追加で設置するとかでも全然問題ないでしょう。

みんなの完成した外構の後悔ポイントは?

みんなの後悔ポイントを知ればどこに気をつけたら良いか見えてくると思いませんか? 独自に新築住宅の外構工事に関するアンケートを行なってみたところ、以下の5つの系統に分かれていました。

  • 相見積もりをしなかったこと
  • 施工時期関連で後悔した
  • シンボルツリーや雑草、菜園スペースといった植栽関連で想定外があった。
  • 費用関連
  • 見栄えに関して気に入らないところがある

この点についても打ち合わせをしていく中でしっかりと抑えていくと良いでしょう。アンケートでは後悔ポイント以外にもいくらかかったのか、満足度とその理由なども聞いてみました。この結果をまとめた記事もありますので、合わせてご覧ください。

シンボルツリーに関しては200人に何を植えているか、植えてよかった点と後悔を聞いた結果をまとめて人気樹種TOP10を紹介した記事もあります。植栽関連の想定外を気になる方は合わせてご覧ください。

まとめ

  • 最初の打ち合わせは1番重要。
  • 最初に要望を詰め込んで出すと費用感がつかみやすい
  • 生活動線に関する「駐車場」「ポスト・門柱」は事前に考えておこう

外構の打ち合わせで注意しておいたほうが良いポイントは掴めましたか?

どんな庭にしたいかイメージして打ち合わせに望んで、素敵な庭造りをしていきましょう。

絶対に失敗したくない外構工事においてセカンドオピニオンももらうことが大事になってきます。

しかし一括見積もりとなるといろんな会社から際限なく営業がかかってきて疲れるということもありますよね。。。4社から相見積もりをとって大変でした。

外構の相見積もりに関するアンケートの結果では「2社」に聞いたという回答が最も多かったです。複数社からお話を聞くことで安くなった、比較検討できた、交渉に使えたという声が多数寄せられていました。

アンケート結果の詳細はこちらをチェックしてみてください

そのため、一括見積もりではなく、実績のある会社2~3つから見積もりをとるのがおすすめ。

全国に店舗があり実績数が2万件と抜群に多いガーデンプラスは候補にいれたほうが良いです!受注件数が多いければ取引が増えるので値引きもしてもらいやすくなるからです。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

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色々な外構工事にいくらかかるのか見積もりからお値段を紹介し、100万円で何ができそうかを考えてみた記事もありますので合わせて御覧ください。

打ち合わせのときになんか信用できない、そもそもこのプランが良いのかわからないというケースも出てきます。そういうときは「相見積もり」がオススメです。

似たプランでも費用が抑えられるかどうか、他の会社からいいアイデア・商品の提案があるかもしれないと1社にお願いするだけでは得られない知識・知恵がたくさんあるからです。相見積もりは外構のときには絶対にオススメです。やり方やメリデメをまとめていますのであわせて御覧ください。

打ち合わせに関する注意点以外にもスケジュール感や減額方法など外構に関する基礎知識や役に立つ情報をまとめています。もし興味がありましたら、御覧ください。

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