こんにちは、福田栗作(@kurisakunchi)です。このブログでは注文住宅や雨水タンクに関する話題についてユーザー目線で解説しています。
家の中だけじゃなくて庭や外観もおしゃれにしたい
ハウスメーカーさんや工務店さんから外構のイメージもらったけどおしゃれじゃないし、なんか違う…なんてことありませんか? 外構工事はちょっとした工夫やポイントを抑えるだけでお庭がおしゃれに仕上がるので、もやもやをそのままにしないようにしましょう。
新築の戸建住宅の外構工事に関するアンケート調査を行なったところ、外構の満足しているポイントや後悔している点に「見栄え」を上げる方は多数いました。なので外構がおしゃれで綺麗なものを作る意識を持つと外構工事の失敗が減りますよ。なお、調査内容をまとめて、どれくらいの面積でいくらかかったのかやみんなの満足度や後悔ポイントを紹介した記事もありますので興味がありましたら御覧ください。
おしゃれに仕上げるためにはどの部分に力を入れたら良いか、ポイントを解説してみました。
外構の基本を抑えよう
おしゃれな外構作りをするためにはまず、外構の基本の3パターンを抑えましょう。なぜなら、自分の暮らしや理想にあう外構プランでないとどんなにおしゃれでも納得のいくものに仕上がらないからです。
近所付き合いが苦手でできるだけ人と関わりたくない、道路から家の中が見えるのは嫌という人にたいしいて、フェンスがない開放感に満ちあふれたおしゃれな外構プランを提案してもささらないですよね。なので、まずは基本の3つのパターンを知って、自分の暮らしにあうものを選んでいきましょう。
そもそも外構工事とはなにか、注意点、スケジュール感などについてまとめた記事もございます。外構を検討し始めて基礎知識を知っておきたい方は合わせてご覧いただけたら幸いです。
クローズ外構
クローズ外構はフェンスや生け垣、ブロック塀などで目隠しをしっかり設けて、通行人から敷地内が見えにくいのが特徴です。
プライバシーが確保される反面、施工が大掛かりになるので外構費用がかさむ傾向があります。外からの視線を気にせず家や庭でくつろぎたい人にオススメの外構パターンです。
オープン外構
クローズ外構と真逆なのがオープン外構。道路と敷地に遮蔽物をおかずに開放感あふれる外観になります。建売の住宅の場合、お庭を必要最低限に仕上げる傾向が強くオープン外構が多いですね。フェンスや塀の施工が小規模なので費用が抑えられるというメリットもあります。
人目があまり気にならない方や庭に開放感がほしい方などにオススメです。
セミクローズ外構
セミクローズ外構は庭の一部をフェンスや生け垣で覆って見えなくする一方で玄関から道路に出るまでのアプローチは遮蔽物をおかずに行き来をしやすくするようなクローズ外構とオープン外構を折衷させたスタイル。目隠しを確保できる一方でスッキリさせたいところはスッキリできるので良いところどりとも言えます。
おしゃれに仕上げるポイント
ご自宅の外構プラン、どのようなスタイルが良いかイメージが固まってきましたか?
おしゃれにするために各パターンで意識するとよいところを紹介していきます。
どの外構でも使えること
建物のテイストと合わせる
和風の家ならアルミのフェンスよりも竹垣調のフェンスのほうが建物と設置物の調和がとれてきれいに見えますよね。
逆に外壁にレンガをつかった洋館のような家のシンボルツリーを松にしたらどんな風にみえますでょうか? ちょっと合わないなって感じませんか。建物のテイストや色合いに合わせて外構もプランニングしていくとチグハグ感がない家に仕上がり見た目がキレイにできあがります。
照明を取り入れる
これは夜間限定ですが、照明を取り入れて光で庭先を演出することでおしゃれに見せる方法もあります。家を照らしたり、門柱やシンボルツリーに光を当てるだけでも印象が大きく変わりますよ。
また、階段やアプローチに照明をつければ、暗がりでも足元が照らされるので訪れた人にも優しいつくりになりますね。
照明はあってもなくても問題がない要素ではあるものの、夜中に明るくなるので防犯面でも役立ってくれます。
外構の照明に関してメリットやどこに設置したらいいか、設置が必要なケースなどを詳しく解説した記事もあります。駐車場以外にも照明をどこにつけたらいいか、そもそも照明を設置したほうが良いか迷っている方は合わせて御覧ください。
見栄えの良い商品を取り入れる
これは費用がかかるのを覚悟する必要があります。でも効果は間違いなくでます。
例えば、敷地のブロックをよくあるコンクリートブロックにするのではなく、化粧ブロックに変えるだけでも見た目の印象が大きく変わるからです。
家庭菜園ゾーンのレンガも素焼きのものとアンティークレンガとでは出来上がったあとの見栄えが全然変わってきます。ここだけはこだわりたいというところだけは商品のランクを上げるというのも手です。
見栄えで言うと芝をキレイに生やすのも手です。手間はかかるもののフカフカで青々とした芝生が広がっているお庭はそれだけで魅力的に映りますよ。我が家の庭には天然芝生を導入したのですが、その実態やメリデメをまとめてみました。興味がありましたら合わせてご覧ください。
シンボルツリーで差をつける
シンボルツリーを植えることで家全体をおしゃれに仕上げることも可能です。
きれいな花を咲かせる樹種を選ぶことで花の季節には色とりどりに住宅を飾ってくれるのでシンボルツリーを取り入れるのもおしゃれな家に近づける方法の一つ。
実際にオリーブを植えた人の多くが植えてよかったと感じる理由に「おしゃれになった」「地中海の雰囲気が出た」と答えていました。また、アオダモの木も同様におしゃれになったという声がありました。
シンボルツリーの人気ランキングを紹介する記事やオリーブを植えた人の本音を紹介した記事などもあります。こちらシンボルツリーを植えようか考え始めたら合わせて御覧ください。
クローズ外構
目隠しで魅せる
クローズ外構の場合、目隠しをどうするかが一番重要になってくると個人的には思っています。なぜなら目隠しは通りからひと目に一番付く場所だから。こだわりを持って仕上げれば素敵な外観になること間違いなしです。内側はクローズ外構なので見えませんし、おしゃれにしたい場合は目隠しをどう演出するかを考えましょう。
フェンスを使うか、生け垣にするか、塀を作るか、費用と出来上がったイメージを見比べながら慎重に選んでいく必要があります。
生け垣は虫が出る、肥料や水を与えたり剪定したりメンテンスが必要になる反面、緑が取り入られキレイに茂っていると見栄えは間違いなく良いです。
一方でフェンスは、費用との兼ね合いになってきます。私の友人も「フェンスの安物感が半端ない」って嘆いていました。フェンスは費用を抑えるとありあわせ感がでてショボさが出てしまうのでショールームで実物を見てちゃんと選びましょう
塀はおしゃれに仕上がるけど費用がかかるけど、おしゃれに仕上げることは間違いなし。でも出来上がって数年は問題ないのですが汚れてきたときの掃除が大変というところは覚えておきましょう。高圧洗浄機やブラシでホコリなどで煤けた壁をキレイにしていかないといけません。放置すると汚らしくなってしまうのでせっかくおしゃれな家に仕上げたのにもったいないことになってしまいます。
目隠しに関して、我が家はマサキの生け垣にしました。実際はどうなのか、メリットやデメリットを解説していますので、生け垣で目隠しを作ろうか検討している方は合わせて御覧ください。
ブロックをこだわる
ブロック塀は化粧ブロックを積み上げて塀を作ればかなりおしゃれに仕上がります。ただ、費用がかなりします。クローズ外構を諦めてセミクローズ外構にして塀の施工部分をへらすといった工夫が必要になるでしょう。
オープン外構
道路からアプローチまで隔てるものがなにもないので、おしゃれにする方法はないのでは?って思うかもしれません。足元をどう演出していくかがカギになります。
地面をこだわる
外構でコンクリートを敷いてもらう作業を「土間打ち」と言います。一口に土間打ちといっても実は種類があります。ここを変えるだけで玄関までの足元が全然違ってきます。
一番オシャレに仕上がるのが「洗い出し」。コンクリートの中に小さな石が混ざっているの見たことありませんか?
コンクリートをただ敷いてもらうと無味乾燥してしまいがちですが、この石をピンクのものだったり黄色だったりと色を変えることで敷地から玄関までのアプローチを彩りを加えられてキレイに上がるのです。
また、土間打ち以外にも、「乱形石」を使うのもオススメ。
サイズや形がバラバラの石を張り合わせて敷き詰める施工方法で、パターンが絶対に被らないのでオリジナリティが出るのが魅力です。
門柱・ポストがより大事に
オープン外構は設置物が少ない分、置いてあるものが際立ちます。オープン外構のお家にいい車が止まっていると余計にかっこいいなって思いますよね。
そういう意味では、門柱やポストをどうするかが重要になってきます。無駄を削ぎ落とした機能門柱にして建物を引き立てていくか、洋風の外観ならポストらしいポストを置くのも手です。
オープン外構では建物のテイストに合ったものをうまく選ぶと物が少ないだけにキレイにまとまりますよ。
セミクローズ外構
クローズ外構とオープン外構の中間のセミクローズ外構は両方のポイントを踏まえて、どこに力を入れるか考える必要があります。
全部盛り盛りにやろうとすると外構の予算がかなり高くつくからです。
なので外から見た際に目隠し部分が目立つようなら目隠しに力を入れたり、道路から玄関までちょっと距離があるならアプローチをキレイにしたりと予算の範囲内でうまく分散させて色々施工していきましょう。
セミクローズ外構でおしゃれに仕上げるコツは、「予算配分」と言えるかもしれませんね。
外構費用を100万円減らした方法を紹介した記事や外構工事はいくらでどのような作業ができるかを解説した記事もあります。費用面が気になる方は合わせて御覧ください。
プランで差が出るおしゃれのポイント
同じ会社で雰囲気を違うようにしてもらったプランを紹介します。セミクローズ外構で作ってもらってます。
片方が白黒で恐縮なのですが、アプローチ周りの見た目が全然変わってきますよね。プランによってもおしゃれさや庭の雰囲気は別物になります。
また別の例を見ていきましょう。駐車場の位置や家庭菜園スペースがほしいなど同じ条件を伝えて、別会社にプランニングしてもらいました。
駐車場の位置や土間打ちの仕方でも雰囲気が別物ですよね。また家庭菜園スペースも見栄えが変わってくるのがわかると思います。
会社によってプランニング力が異なるので、複数社に見積もりやプランを出してもらう「相見積もり」をして良い会社を選ぶのもおしゃれな庭を作るコツです。
相見積もりについてメリデメや実際にやってみて感じたことなどをまとめた記事や相見積もり経験者にアンケートして「みんなの実際」を聞いてみた記事もあります。これを機に相見積もりに興味が湧いてきた方はあわせて御覧ください。
まとめ
- 費用面を気にしないならグレードの高いものをバンバン入れるのが近道
- クローズ外構なら目隠しを一番意識してみて
- オープン外構は「土間打ち」のデザインで決まる
- セミクローズ外構は予算配分が大事。力入れるところに全力投球を!
おしゃれな外構に仕上げるために意識したほうが良いポイントをまとめてみました。
素敵なお庭づくりの参考になれば嬉しいです。
絶対に失敗したくない外構工事においてセカンドオピニオンももらうことが大事になってきます。
しかし一括見積もりとなるといろんな会社から際限なく営業がかかってきて疲れるということもありますよね。。。4社から相見積もりをとって大変でした。
外構の相見積もりに関するアンケートの結果では「2社」に聞いたという回答が最も多かったです。複数社からお話を聞くことで安くなった、比較検討できた、交渉に使えたという声が多数寄せられていました。
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そのため、一括見積もりではなく、実績のある会社2~3つから見積もりをとるのがおすすめ。
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おしゃれな外構工事に関する情報以外にもスケジュール感や減額方法など外構に関する基礎知識や役に立つ情報をまとめています。もし興味がありましたら、御覧ください。
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