こんにちは、福田栗作(@kurisakunchi)です。このブログでは注文住宅や雨水タンクに関する話題についてユーザー目線で解説しています。
シンボルツリーにジューンベリーを植えるか迷っているんだけど…
200人にご自宅のシンボルツリーに関するアンケートを行ったところ5人が植えていると回答し、10番人気だったのがジューンベリー。お庭に植えてみたいと考えている人向けに、回答者が実際に植えて感じた「良かった点」や「後悔・失敗したポイント」を紹介していきます。実際にジューンベリーを植えた人の本音なので参考になると思います。
ジューンベリーの基礎知識
ジューンベリーの基本情報
- 分類:バラ科ザイフリボク属
- 原産地:カナダ東南部~北米東部
- 開花時期:4~5月
- 果実熟期:6月
- 樹高:3~6m(落葉性小高木)
- 剪定:1~2月が適期
- 品種によっては2~2.5mで剪定が必要ないものも
- 幹や枝をブツブツ切らないようにする
- 付け根できり、大きな切り口には保護材を塗って保護する。
ジューンベリーの豆知識
- 日当たりのよい場所を好む。高くならない品種が多く剪定の必要性が薄い※1
- 果実は紅色から黒紫色に変わるにつれて甘みが増す。生食や果実酒、ジャムに利用できる。※2
- 自家受粉するので1本でも収穫できる。
一般的な品種は「ラマルキー」で実付きが良く扱いやすいとされる。「ロビンヒル」という品種は果実がやや大きめになる。※3 - 風通しが悪いとうどんこ病、ハマキムシ、テッポウムシなどの被害がみられる。※4
ジューンベリーを植えた人の本音
調査の概要
クラウドワークスを利用して、「シンボルツリーに関する調査」と題して2022年10月23日~24日に調査を行い、110件の回答を集め、追加で2022年10月25日~30日に90件の回答をいただきました。
質問内容は以下の3問で自由回答形式です。
- ご自宅に植えているシンボルツリーの樹種を教えてください。
- シンボルツリーを植えて良かった点、気に入っているところを教えてください。
- シンボルツリーを植えて後悔している点、失敗したポイントを教えてください。
この調査の結果で、ジューンベリーは5票獲得し、10位でした。1位のオリーブ、2位のシマトネリコ、3位のハナミズキについても同様にまとめています。シンボルツリーの樹種をお迷いの方は合わせてご覧ください。
なお、200件の回答結果をまとめてランキング形式にまとめた記事もあります。他の樹種について迷っている人はこちらも合わせて確認してはいかがでしょうか。
また、生け垣についても同様に調査を行い113人から回答を得ました。こちの結果をランキング形式でまとめてみました。気になる方は合わせてご覧ください。
ジューンベリーを植えて良かった点
- 新緑が綺麗で実もなり、また紅葉もするので四季がかんじられる
- 実をたくさんつけるので、毎年ジャムやタルトを作って楽しめる。
子どもの友だちが家に遊びにきたときに、ベリー狩りを楽しんでもらっている(←おやつとしてその場で食べる…我が家は無農薬なので安心して食べられる)
巨木にはならないので、お手入れも比較的楽ちんである - 外部からの目線を遮るような防犯目的で存在している点と、緑の木々がオアシスのような感覚で癒されるところが気に入っています。
- 春から夏にかけての間に赤い小さな実をつけて可愛いです。家の目印になります。紅葉もきれいです。
- 実がなると食べることができるところ。
実をつける樹木なので、やはり実に関する記述が目立っていました。
実のなる木ではウメとカキが6票獲得し、同率8位でした。この記事と同様にウメやカキについても回答結果をそれぞれまとめています。他にも実のなる木で迷っている方などはあわせてご覧ください。
ジューンベリーを巡る後悔・失敗
- 落ち葉の処理が大変
- とくに失敗や後悔していることはないが、実をつけるとやはり鳥がやってきて糞を落とすことがある。その時の掃除は増えるが大した問題ではない
- 高さは満足しているものの、葉が全体的に細いので貧相に見えてしまうところがある部分が残念に思います。
- お手入れをしないと夏場に毛虫が発生します。鳥が赤い実をついばんでそれが下に落ちるので、地面がコンクリートなどの場合掃除をする必要があります。
- 植えた場所がタイルなど土以外の場所だと、実が落ちたときに掃除が大変になるところ。
失敗や後悔では掃除が大変という声が多くを占めていまいした。
落葉樹や花のなる木でも同様の声が上がっていたのでこれは共通の悩みと言えるかもしれません。落ち葉ではカエデ・モミジ、花ではキンモクセイ、サクラについてもこの記事と同様に植えた人の声をまとめています。気になる方は合わせて御覧ください。
まとめ
- 高くなりすぎないので剪定の手間が少ない
- 6月になると実がなるので、果実酒やジャムなどで楽しめる。
- 掃除や鳥の糞害に悩む人も一定数いる。
ジューンベリーを植えて良かった理由の多くが、実がなるという点でした。一方で悩みは掃除が面倒、鳥の糞害に悩まされるなどの声が上がっていました。
あまり良かった点に触れられていないのですが、個人的には剪定いらずな点もすごく魅力的に感じます。他の樹木に関して剪定がめんどう、育ちすぎたという悩みが多々寄せられていました。なので木のある生活を楽しみたいけど剪定とかよくわからないし、、、という人にはおすすめの木と言えるかもしれませんね。
余談ですが、植えるのも切るのも樹木について悩んでいる場合はプロにおまかせするのが一番です。植物は話しかけたり仕草を見せたりしないので自分の行なったことが正解だったのかわからないのが育てる上で一番むずかしいポイントです。管理人も実際に生け垣を管理していてもこれであっているかよくわからないまま過ごしてます。
そういう不安がある人は年間受付件数20万件以上を誇る、その道のプロ「【剪定110番】」に相談してしまいましょう。24時間受け付けている電話相談、プロが実地で見てくれる現地調査、現場を見た内容に基づく正確なお見積もりの3つが無料でしてもらえます。もちろん作業後の追加料金はなしで全国どこでも対応可能です。庭木1本から対応しているので気軽に聞いてみるのがオススメです。
シンボルツリーに関する情報以外にも外構のスケジュール感や減額方法など外構に関する基礎知識や役に立つ情報をまとめています。もし興味がありましたら、御覧ください。
参考文献
※1:船橋市公園協会「アメリカザイフリボク:樹木図鑑」
※2:札幌市公園緑化協会 豊平公園緑のセンター「緑のセンターだより 6月号」
※3:JA埼玉中央「シンボルツリーになるような家庭果樹を植えてみませんか」
※4:講談社編「ガーデン植物大図鑑」(講談社)
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