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外構 費用が370万円 → 270万円に 100万円減らした方法を解説

外構

こんにちは、福田栗作(@kurisakunchi)です。このブログでは注文住宅や雨水タンクに関する話題についてユーザー目線で解説しています。

外構費用を減らした実例を知りたい

注文住宅で家を建てているときに外構の見積もりもらったら意外と高かったということありませんか?

初めての家造りでどこを削れば良いのかどこを削らないほうがいいのか、どうやったら効率的に削れるかなどわからないことだらけですよね。実際に我が家の外構工事で当初見積もり370万円が270万円に削ったポイントを紹介していきます。

この記事でわかること

  • 外構工事の費用感と当初見積もりからどの項目がどれくらい減ったか
  • アルミ形材や生け垣の節約術
  • 費用を削って良いところと削らないほうが良いところ見極め。

100万円浮いたら結構助かりますよね。参考になったら嬉しいです。新築戸建ての外構工事、100万円で何ができるのかを見積もりを紐解きながら解説してみました。興味がございましたら合わせて御覧ください。

外構 費用が100万円減の理由

外構の費用を100万円浮いたのはどこか解説する前に、当初の見積もりと最安値案で項目別に表にしてみました。

当初の見積もりは正式なものではなく「ざっくり●万円」で出してもらってます。

当初見積もり最安値案増減
駐車・駐輪スペース4041.8-1.8
カーポート4125.815.2
門柱2015.74.3
土留めブロック積み16160
植栽、寄植え1064
アプローチ237.915.1
真砂土整地58.5-3.5
生け垣1916.52.5
菜園スペース606
ピンコロエッジング10.50.5
ウッドデッキ13777.759.3
防草シート+砂利敷76.50.5
門扉1412.71.3
水盛り・遣り方1.81.80
片付け・清掃2.22.20
解体・土木工事33.633.60
合計376.6272.7103.4
数字の単位は万円。

ほとんどの項目で減額に成功しました。最後の3項目は絶対に必要なものなので費用は削れないパートです。

一部で費用が増えた理由

駐車・駐輪スペース

駐車場の土間だけでなく、アプローチ部分の土間の基礎部分も全て「土間下地」という項目でまとまっているためです。

実はここでも費用を削るのに成功しています。それは「目地」の仕上げを自分でやったため。

数平米ごとに区切って土間打ちしたときにできる隙間が「目地」。区切ることでコンクリートのひび割れを防ぐ効果がある。目地を埋めるのを自分ですることで外構工事の費用を抑えられる。

土間打ちをするときに一面にコンクリートを流すのではなく、広さを区切って流すのが一般的。ひび割れを防ぐ効果があるためです。

区切ったときに生まれる隙間が「目地」。隙間を空いたままにするのではなく、エキスパンタイ(伸縮目地)を詰めたり、レンガや砂利を敷いたり、草を植えたりと様々です。

我が家では当初見積もりには、タマリュウという植物を植える案だったのですが、これをなしに。土とタマリュウをネット通販で買って、自分たちで植えました。これで27,000円浮きました。

なお、駐車場の施工に関する基礎知識や費用の減らし方、おしゃれにする方法などをまとめた記事もあります。駐車場についてよりしっかりと検討したい方はぜひご一読ください。

真砂土整地

真砂土整地は地面を平らにして真砂土をまいてもらうこと。家庭菜園スペースとオプションで物置もと提案されていたのを却下して、その分を施工する必要が出たからです。

参考までに真砂土整地は㎡単価12,500円でした。

実例 外構費用の減額方法

アルミ形材は「分離発注」

アルミ形材はYKKAPやLIXILの製品全般のことをさします。ここではカーポート、ウッドデッキ、門扉を別のアルミ形材を専門に扱う業者に依頼して費用を減らすことに成功。分離発注をする理由は業者によって割引率が異なるので、業者を変えるとコストカットに繋がります。

発注業者を変えたら問題ないの?と心配に思われるかもしれません。製品自体は会社が同じなのでどこも一緒なので、依頼先が変わることで施工された製品のクオリティに差が出ることはまずないです。

高額な商品ほど割引率が上がればそれだけ値引きの恩恵を受けます。カーポートやウッドデッキの購入を検討している方はほかから見積もりを取って見るものオススメです

分離発注についてより詳しく解説しています。こちらもあわせて御覧ください。

ちなみにウッドデッキに関して自宅に設置した人にアンケート調査を行いました。60人の方から回答がよせられ、半数以上がウッドデッキの本体価格が150,000円未満ですんだと回答してました。アンケート結果からそこまで大きなものでなければ、土間打ちなどの工事の費用も考えると数十万円あれば設置できるとみてよいと思います。価格帯を知ることで交渉をしやすくなると思いますので、ウッドデッキに関するアンケート結果にもとづいてみんなのサイズや価格、後悔ポイントをまとめた記事も興味があればご覧ください。

生け垣の節約術

我が家は「自然が身近にあると嬉しい」と考えてフェンスではなく生け垣にしました。

フェンスの場合は、mあたりの単価✕施工距離に応じて費用がきまりますよね。値段を抑えるには施工距離を短くするか、商品のグレードを下げるかになります。

一方、生け垣の場合は、木の種類と本数で費用が決まってきます。減額方法は本数を減らすか樹種を安いものに変えるかになります。本数の減らし方は距離を短くする他に、間隔を少し広くとるだけでも有効です。

例えば我が家では当初見積もりでは1mに3本だったのを1mに2.5本にしてもらいました。これだけで25,000円浮くのは大きいですよね。

33cmに1本ではなくて、40cmに1本になることで木の間隔が広がるから外から見えるのでは?って思うかもしれません。引っ越ししたての冬のときは植えたばかりで根付く前だったのか葉が少なくて道路から庭の中が見えたりしたのですが、育ってきたら目隠し効果はちゃんと発揮しますよ。

樹種によっても値段が変わるので営業担当の方におすすめの木を確認しましょう。あと手入れや害虫が出るかなども含めて検討すると暮らしてから「こんなはずでは、、、」が起きにくくなるので、あわせて聞いておきましょう。

我が家はオウゴンマサキの生垣を作ってもらいました。実際に暮らしてみてどうか、実態やメリデメをまとめていますので興味がございましたら御覧ください。

アプローチ周りの費用の抑え方

我が家ではアプローチ周りにピンコロでエッジング(縁取り)をするというプランだったので、これをやめてもらいました。自分たちでやるか、タマリュウを植えるという形で一旦、なしに。これで浮いた金額が59,400円。

ピンコロは下の画像のようなレンガよりも小さい石で、敷き詰めると美しく見えるのが素敵です。ただ、小さい分、施工面積、距離が大きくなればそれだけ費用もかさんでしまうのが難点。おしゃれだけど、だけど、、、という存在とも言えます。

ピンコロの石畳。施工面積が広くなれば使われる石の個数も多くなるので費用がかさむのが難点。

このほかに、ポストを施主支給にして安くて良さそうなものを注文したりしました。

花壇はDIY

花壇は自分で作ることで費用を抑えました。外構全体のなかの1つの工事として依頼する場合は数万円で済むのですが、別途依頼する場合は10万円以上すると言われました。

資材や土だけ購入しても2万円ぐらいかかったので、手間と労力、見栄えなどを考慮すると削らずにお願いしちゃうのも手かもしれません。

花壇をDIYしたときの話もまとめてあります。また、家庭菜園を楽しむならプランター栽培を選択するのも手です。アイリスオーヤマのプランターの使用感とともに緑のカーテンづくりやイチゴ栽培をしたときの話をまとめた記事もありますので、興味があれば御覧ください。

実はもっと費用を少なくできた場所

実際にはしてもらってないものの、費用を抑えられるところもまだまだあります。しなかった理由は自分たちでするのが面倒だったり、変えることで見栄えが悪くなったりするのでコストがかかっても許容としてました。

費用を削って良いところは「見栄えが悪くなっても問題ないところ」「自分でできそうなところ」「割り引きが低いので他社に依頼できそうなところ」とおぼえておきましょう。

逆に費用を削っていけないところは「生活に関わるところ」「見栄えを悪くしたくないところ」です。この記事は各論の話ですが、費用を減らすにはどうしたらいいかという総論的にまとめてあります。こちらもあわせてご覧ください。

実際に新築住宅の外構工事に関するアンケートをしてみると、費用を削りすぎて見た目が悪いというのを上げる人も何人かいました。上限いくらまで出せるかを意識しつつ見栄えにこだわったほうが良いところはこだわると良いでしょう。なお、このアンケートできいた敷地面積がどれくらいでいくらかかったかや外構の満足度や後悔ポイントをまとめた記事もありますので興味がありましたら合わせてご覧ください。

我が家では削らなかったのですが、削れるので紹介していきます。

アプローチの仕上げ

我が家ではアプローチの土間の仕上げを「洗い出し」にしてもらってます。「洗い出し」はコンクリートに豆砂利を混ぜて、コンクリートに小石が浮かんでいるようにみせる仕上げ方。豆砂利に何を使うかで色合いを出せるのでアプローチに表情を出せます。やらないとコンクリートのみの無味乾燥したものになるので、我が家では採用しました。「洗い出し」の工程などについてはこちらのページがわかりやすいです。

我が家の見積もりでは土間のハケでコンクリートをはいて表面をザラっと仕上げる「刷毛引き仕上げ」が㎡単価1,700円に対し、洗い出しは単価7,900円。やめたら6万円近く浮いたのですが、見栄えをとりました。

また、この他にもおしゃれに仕上げるにはどうしたらいいかポイントをまとめてみました。興味があればこちらも合わせて御覧ください。

土留めブロック積み

土留めのブロックもランクを落とさずに見栄え重視にしました。黄色い色味で縦線が多く入っているブロックを使ってもらい、外観を明るくしてもらいたくて、グレーの普通のブロックなどにはせずにいきました。

施工してもらったのは「UNISONアルバ12-9LW積みベージュ」で㎡単価10,700円。我が家は8㎡施工してもらったので、ここが5,000円になるだけでも4万円近く節約になります。悩ましいですね、お金かおしゃれか。。。

防草シート+砂利敷、芝張り

最後は一部の通路に防草シートを敷いて砂利敷をまいてもらい、庭の殆どの部分を芝張りにしました。こちらは腰が痛くなりそうだからプロにお願いしました笑。防草シート+砂砂利は㎡単価は3,000円、芝張りは㎡単価1,500円でした。

なおズボラで育て方もわからない人間が庭に天然芝をいれてみてどうなったか、暮らしてみて感じた良い点、後悔ポイントをまとめた記事もあります。もし興味がありましたらご覧ください。

まとめ

  • 費用が高くなりやすいカーポートやウッドデッキは「分離発注」がオススメ。
  • 外構費用を削るとその分、見栄えが悪くなるのは心して置く。
  • 見栄えが悪くても良い、自分でしても問題なさそうなところは業者に依頼しないことで費用を浮かせられる。

外構工事の費用を減額できそうなポイントはつかめましたか?

外構の費用に関しては見栄えをとるか、お金を取るかにつきます。どこを妥協するかしないかはしっかり見極めて素敵なお庭になることを願ってます。

費用を抑える方法として、「相見積もり」もオススメです。他のプランをみることで外構に関する知識が増える、応用できそうなプランを見つけられる、対応を見比べて業者の良し悪しがなんとなくわかるからです。手間は増えるのですが、結果として理想の庭に近づくために絶対したほうがいいと私は思っています。実際に私は4社から見積もりをもらって検討しました。

相見積もりについてメリデメや実際にやってみて感じたことなどをまとめた記事相見積もり経験者にアンケートして「みんなの実際」を聞いてみた記事もあります。これを機に相見積もりに興味が湧いてきた方はあわせて御覧ください。

絶対に失敗したくない外構工事においてセカンドオピニオンももらうことが大事になってきます。

しかし一括見積もりとなるといろんな会社から際限なく営業がかかってきて疲れるということもありますよね。。。4社から相見積もりをとって大変でした。

外構の相見積もりに関するアンケートの結果では「2社」に聞いたという回答が最も多かったです。複数社からお話を聞くことで安くなった、比較検討できた、交渉に使えたという声が多数寄せられていました。

アンケート結果の詳細はこちらをチェックしてみてください

そのため、一括見積もりではなく、実績のある会社2~3つから見積もりをとるのがおすすめ。

全国に店舗があり実績数が2万件と抜群に多いガーデンプラスは候補にいれたほうが良いです!受注件数が多いければ取引が増えるので値引きもしてもらいやすくなるからです。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

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