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【注文住宅】我が家の間取り、トイレが一番後悔した その理由は…

家づくり

こんにちは、福田栗作(@kurisakunchi)です。このブログでは注文住宅や雨水タンクに関する話題についてユーザー目線で解説しています。

間取りでトイレの失敗を知りたいんだけど…

注文住宅の間取りで一番、失敗・後悔した場所のアンケート調査を当ブログで独自に行いました。330人中35人が後悔、失敗したと回答したのがトイレ。

この記事では回答者から寄せられたトイレの失敗談を紹介していきます。

トイレの間取りの注意点

まずは注文住宅を建てて、暮らしてみて感じた、今建てるならここに注意したい、ここに気をつけてよかったという点を紹介していきます。

トイレの音問題

トイレの音って結構大きいですよね。

最初に設計士さんから提案されたのは、トイレの隣に部屋があるプラン。家族に寝付きが悪い、起きやすいタイプの人がいるので、ここ大丈夫かな?って聞いたら「あっ、無理」って即座に変更してもらうことに。

部屋があった場所はお風呂になったのですが、お風呂入ってても誰かがトイレに入って流したときにけっこう聞こえるんですよね。

音が気にならない人ならいいのですが、

  • 眠りが浅い人
  • 動画を見たりゲームしたりする人
  • 在宅勤務でWeb会議や電話の頻度が多い人

などは要注意。音が入ってくる可能性があるので、位置は絶対に意識しておきましょう。

トイレの種類

トイレの種類は大きくわけて2タイプ。「タンク式トイレ」か「タンクレス式トイレ」か。

主な違いは以下の通り

タンク式タンクレス
価格
災害時
省スペース
お手入れ
節水効果
手洗い付属

間取りの観点でいうと、タンク式は手洗いがついている反面、場所を取るのが難点。タンクレスタイプは手洗いを別に設置する必要があるがトイレ自体は構造物が少ないのでスッキリして掃除しやすいという大きな違いがありあます。

トイレにスペースを避けない場合はタンク式のほうが私は無難だと思います。

我が家はキャビネット付きのトイレ。タンク部分を隠して両脇を棚にしているというタイプのトイレ。タンクと棚の隙間が掃除しづらいものの、収納を確保しつつタンクレスっぽい雰囲気になるのでちょっと便利。

トイレの配置

トイレの間取りを考える上で、どこにいくつ置く問題が確実に浮上します。

トイレをいくつ置くかは1つにするか2つにするか、家族の人数によるところが大きいですよね。

家族構成だけでなく、どこにいることが多いかも大事に感じました。

私は在宅勤務で2階の自室で作業していることがほとんどなのですが、2階にトイレがないと遠くて不便。毎回1階まで降りてトイレにいくのは頻度が増える冬場などは地味に面倒です。

費用に余裕があるなら人数ではなく、どこにいることが多いかも検討にいれてみましょう。

家のどこに置くかで気をつけたいのは来客が来たとき。お客さんがよく来そうな場合は目につきにくい場所や客間やリビングなどから遠い場所にして音が聞こえにくくするのがおすすめ。

あと、先ほども紹介しましたが、音が結構するので寝室の隣もNGです。近いのはありがたい反面、落ち着いて寝られなくなることも。気をつけましょう。

トイレの収納

トイレって意外と必要なもの多いです。収納スペースの確保は必須。

トイレに置いておきたいもの

  • トイレットペーパーの予備1~3個
  • トイレ掃除シート
  • トイレ掃除ブラシ
  • ブルーレットおくだけなどのタンクの洗浄剤の付け替え(タンク式の場合)
  • スッポン
  • タオル予備
  • 生理用品、汚物入れ

我が家の失敗として、トイレが詰まったときのすっぽんを置く場所がなくて、入り口に雑に置いてる状態に。トイレ掃除シートもいい置き場がなくて手洗い場の横にそのまま置いているのでオシャレさは激減してます。

トイレの収納は意識してみましょう。

また、この記事と同様に収納について失敗・後悔した人の回答全19件をまとめた記事もありますので、興味があればあわせて御覧ください。

アンケート調査の概要

クラウドワークスを利用して、「【たった3問】注文住宅に関する調査」と題して2023年9月10日から23日までの間、アンケート調査を行い、330件の回答を集めました。

質問は内容は以下の3問です。

  1. 性別を教えてください。(男性、女性の二者択一形式)
  2. 注文住宅の間取りで一番失敗・後悔している場所を教えてください。(自由回答形式)
  3. 上記の質問で回答した場所の失敗した、後悔している理由を教えてください(自由回答形式)

「リビングを抜き抜けにしたところ、部屋が温まらず寒すぎる」というような回答は、場所の集計を「リビング」と「吹き抜け」にそれぞれ1票ずつ与える形で集計しているため、有効な回答は330人延べ378件でした。

この調査で、トイレは35票を獲得し、3位でした。

この調査の回答結果を集計し、後悔した場所をランキング形式で紹介している記事もあります。また1位のキッチン、2位のリビングダイニングについても同様にコメントをまとめていますので合わせて御覧ください。

シンボルツリーや生垣に関しても似たような調査を行って記事にまとめています。植栽について迷っているという方はぜひ御覧ください。

トイレを巡る失敗・後悔は

トイレの失敗・後悔については主に、配置、設置数、トイレの音、広さの4つに集約されました。

「家の間取りで一番失敗、後悔したところ」を330人にアンケートしたところ、35票を獲得し3位となったのがトイレでした。しかし、その悩みはさまざま。配置や設置数、音などについて色々な声が寄せられました。この記事では回答をすべて紹介していきます。

トイレの配置

  • 玄関の目の前がトイレなので来客時に行くことができない
  • トイレを玄関脇に配置する形になったが、使用中に限って来客があったり配達員が訪れたりして、安心して用を足せない。もっと玄関から離れた位置にすべきだった。
  • トイレを玄関側に設置しましたが、手洗い場がありません。手を洗うためにリビングを通って、洗面所まで行かなければいけないのが不便です。また、お風呂に入っている時に、急にトイレに行きたくなった時に、家族がいるリビングを裸で横切るのが恥ずかしいです。お風呂場と洗面所は隣なので、トイレも近くに作ればよかったです。
  • 玄関のそばに作ってしまい、トレイに行くのに玄関に来客等がいるときはトイレに行きづらい為
  • 玄関開けて正面にトイレがあるからです
  • この前足を骨折して車いすでしばらく生活したのですが一番トイレに困りました。
    老後のことを考えてもっと広めのバリアフリー対応にしておけばよかったと車いすで生活してみてよくわかりました。
    また家を建てる際トイレは家の中央に配置した方が良いといわれてそうしましたが、玄関入ってすぐトイレが見える為よくないと思いました。
  • 寝ている時に目が覚めてトイレまで行くのに少し離れている為、少し後悔しています。
  • 扉を外開きにしたので、廊下で意外と開けたときに邪魔と思うことが多々あり
  • 午後から夕方になると西日が当たり、夏場はトイレ内が高温になる。北向きの位置にトイレをつくるべきだったと後悔している。
  • 台所と隣り合わせになっている上にご近所さんがすぐ裏に住んでいるから。
  • トイレの向きが南南西にしたかったが、水道管を引っ張る関係でその方角にできなかった。
    とことんこだわった住宅なのでお風呂場とトイレを逆にしてみたり、もっと考えてみたらよかった。
  • トイレの間取りとしては、910・1820の間取りで、片開き戸を開けて180°回転してトイレに座るようになります。体に障害のある人からすると、180°回転するのは結構大変で、転倒してしまうこともありました。要望としては、片引戸でトイレは並行してあり、戸をあけて90°の回転で済むようにしたいです。

玄関近くにトイレがあることを不便に思う人が一定数いました。とくに来客が来た場合に気まずさを覚えるようです。

玄関近くにトイレを置かない、寝室からは遠すぎない位置がベストポジションと言えるかもしれませんね。

玄関についても同様にアンケートの回答をまとめた記事があります。興味があればあわせて御覧ください。

設置数

  • 一階に一つしか設置しなかったが、家族が増えて足りないため二階にも設置しておけば良かった。
  • 悩んだ末に便所は1階の1か所のみとしましたが、実際に生活してみると利便性や同時使用の点から2階にも作っておいた方がよかったと感じています。後から2階に配管を持ってくるのはかなりハードルが高く、後悔しています。
  • トイレが1箇所だけにしましたが、4人家族なので足りませんでした。
  • 思わぬ形で家族が増え、トイレに行くタイミングが重なることが多くあります。トイレを2つ作れば良かったと後悔しています。
  • 家を建てたときは子供が小さく1人しか居なかった為、トイレは一ヶ所でよかったのですが今は大学、高校、中学と3人も子供が居るので朝はトイレ争奪戦で大変です。
  • 二階に手洗い場をつければよかった。
  • トイレに普通の洋式と男子用を設置しましたが、男子用は不要だったです。場所はとるし掃除は余分だし、結局洋式を使っています。
  • (2階のトイレを)使う事がなく勿体ないと思った

設置数については、もう一つあればよかったという声が8人中6人、使ってない不要だったが2人でした。

1階だけではなく2階にもつけておいたほうが良かったという後悔や、家族が増えて足りなくなったという意見が見られました。

トイレを巡る音

  • 1階寝室の真上にキッチンとトイレがある間取りにしたところ、想像以上に水を流す音や足音、食洗機の音等がうるさく、子どもの寝かしつけ時や就寝中に気を使う。
  • 寝室とトイレが近く、夜中誰かがトイレに行くと音が丸聞こえで起きてしまいます。こだわりにこだわって建てた家なのに、ささいな問題が気になってしまい、残念です。
  • キッチン、リビング近くにあり、廊下はなくトイレのドアだけなので音が気になります。
  • 木造の賃貸併用住宅を建てたのですが、隣の居住者のトイレと、隣合わせにトイレを作ったのですが、壁が薄くて、トイレの排泄の音が聞こえるのが最悪です。ユニットトイレにした方がよかったかも知れません。トイレの壁と床に、鉛シート、石膏ボードでも貼って防音をしたいと思っています。
  • 寝室から近いので用を足してる音が聞こえそうで気になる
  • トイレの設置場所について後悔。リビングからトイレのドアまでに扉のような仕切りがないので、リビングでテレビなどついておらず静かだと、トイレ内の音が聞こえてしまう。家族でも時々気まずいので、来客者は気を使うだろうと思う。

トイレの音を巡る失敗、後悔は寝室に近くて丸聞こえという意見が6件中3件、リビングで音が聞こえてしまうという意見が2件ありました。

リビングに隣接する場合は戸を挟むといった工夫をしてみるとよいかもしれませんね。

トイレの広さ

  • トイレが狭すぎます。
  • もっと広くして、窓も設置するべきだった。
  • もっと広くしたらよかった
  • トイレをもっと広く作れば良かったと、思います。
  • 1階のトイレ、2階のトイレ共1畳の大きさで一体型の手洗いにしてしまった為、石鹸を置く場所などがない。せめて1階のトイレはゲストが遊びにきた時に使うので2畳にしてトイレをタンクレスにして大きめな手洗い場を設置すると良かったと感じた。現在は洗面が1階にはなく、ゲストが手を洗いたい時はキッチンを使ってもらっているので、トイレに手洗い場があればそこを使ってもらえると思った。

余談ですがトイレ以外にも暮らしてみて広さに悩む場所で揚げられていたのが洗面所・脱衣所。洗面所・脱衣所のついても後悔や失敗した声とまとめましたので合わせて御覧ください。

その他

  • トイレのトイレットペーパーホルダーの位置が左側に付いている点。一般的によく見かけるのは、右利きの人が多いからなのかトイレットペーパーホルダーが右側についているのだが、特に深く考えずに左側に付けてしまっていた。奥さんは左利きなので自分にとっては使いづらいだけなのだが、右利きの人が一般的には多いので友人を呼ぶ際など不便になると思う。以上の点は失敗したなと思っている。
  • 小窓や換気扇を付けなかったため、暗く換気ができないから。
  • 収納が少なかったことと、手洗い場を作らなかったこと、タオル掛けの位置。
  • トイレの床を黒色にしてしまい、飛びはねの後が目立つ。

まとめ

トイレの間取りの失敗・後悔ポイント

  • トイレの配置を悔やむ人が一番多かった。特に玄関近くにしてしまい来客時に気まずいという意見が散見された。
  • トイレの設置数は1つだけで悔やむパターンと多く設置して使わなかったパターンどちらもあった。家族が増える可能性がある場合は複数設置が無難。
  • トイレの音については、寝室に近いことで起こしたり丸聞こえだったりして後悔するパータンが多い

みんなのトイレの不満ポイントを紹介してきました。音がして、その音を聞かれたくないスペースなのでどこに配置するかが特に重要になってくることがみんなの失敗から浮き彫りになりました。

家ができあがる前に図面だけでは分からなかった、感じ取れなかったことが不満に上がるケースが多いことがわかります。

こういった不満を減らすには実際の声を参考にしてみるのが大事だと思います。この記事がなにかの参考になれば嬉しいです。

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