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【注文住宅】間取りで一番後悔した場所ランキング 1位は◯◯

家づくり

5位:脱衣所・洗面所

第5位に輝いた脱衣所・洗面所は27票。

こちらも毎日使う場所なだけに失敗や後悔を感じている人は数多くいるのでしょう。

脱衣所と洗面所、洗濯スペースをどうするか問題は確実におきますよね。家全体の広さから一緒にせざるを得ないケースなどもあると思います。

小さい子供がいるケースなどを除くと、他の人と一緒に使い辛い場所だけに様々な困り事が出てきますよね。実際にどのような悩みを感じているか見てみましょう。

脱衣所・洗面所を巡る失敗や後悔

  • 脱衣所と同じスペースに(洗面所を)設置したため、誰かがお風呂に入っていると他の人が洗面所を使いにくいので、それぞれの空間を区切っておけばよかったと後悔しています。
  • 収納棚が小さく、タオルを入れたら他の物が入らない。別で棚を購入し置いてあるが、脱衣所が狭くなり困っている。
  • 脱衣所を)広く作ってしまったために、真冬になると寒くてしょうがないというのが後悔している理由です。暖房設備もついていますが、あまり効きが良くないというのと、お風呂を使う度に毎回暖房設備のスイッチを入れるのが面倒臭いので結局寒いまま使っています。
  • 洗面所が狭すぎたと思う。もっとスペースも広くすればよかった。下着やタオル、小さな子供の衣類をタンスに収納しているが、圧迫感があり窮屈に感じる。
  • 2階に洗面所をつくり子供用にと考えていたが子供は大学進学で家を出ていき使っていない

洗面所・脱衣所のついても紹介しきれなかった回答をすべてまとめましたので合わせて御覧ください。

4位:玄関

31票を集めて4位に輝いたのは「玄関」でした。

昔から「玄関は家の顔」と言われるように家と外をつなぐ重要な存在。お客さんに「どんなお家か」の印象を与えるだけに、人の出入りが多いご家庭では一番気になるところとも言えるかもしれません。

また、おそらく多くの人が毎日、利用する場所だけにアラが見えやすいところでもあります。私も玄関は広くて使いやすい反面、子どもが色々なものを置いて散らかっているのが悩み。

広くても狭くてもいろんな悩みが生まれるところかもしれませんね。

玄関を巡る失敗や後悔

  • 靴の収納が少なくて、玄関にたくさん靴が散乱している。
    スキーグッズなどもあるので、収納スペースエリアが欲しかった。
  • 玄関の収納が少ない。広めにして、シューズクロークを作れば良かったです。
  • 玄関がやたらと広く、最初はいいなあと思っていたが、家族4人では広すぎた。玄関スペースを縮小し和室を作れば良かったと後悔しています。インナーガレージあるため、和室は断念しましたが、リビングも23畳以上あるため、工夫次第で可能だったと思います。
  • とにかく狭いので、家族と出かけるときに不便なのと、余裕がない感じが嫌。
  • 玄関先の床を白いタイルにしました。使い始めると汚れが目立ちます。毎日のように掃除しなければならず後悔しています。

紹介しきれなかった玄関に関する後悔・失敗の声もまとめましたので合わせて御覧ください。

3位:トイレ

35票を獲得し、第3位に輝いたのは「トイレ」でした。

トイレに関する回答で目立つのが配置問題でした。近いと流す音が気になる、遠いと夜に行くのがめんどう、お客さんに見えるなどなど。どこにどう配置するかが非常に重要になってくる場所とも言えそうです。

回答を見ていくと、タンク式かタンクレスかを巡って後悔や失敗したという声はほとんどありませんでした。

紹介しきれなかった玄関に関する全31回答をまとめた記事もあります。もしよければチェックしてみてください。

トイレを巡る失敗や後悔

  • 寝室とトイレが近く、夜中誰かがトイレに行くと音が丸聞こえで起きてしまいます。こだわりにこだわって建てた家なのに、ささいな問題が気になってしまい、残念です。
  • 思わぬ形で家族が増え、トイレに行くタイミングが重なることが多くあります。トイレを2つ作れば良かったと後悔しています。
  • トイレの設置場所について後悔。リビングからトイレのドアまでに扉のような仕切りがないので、リビングでテレビなどついておらず静かだと、トイレ内の音が聞こえてしまう。家族でも時々気まずいので、来客者は気を使うだろうと思う。
  • トイレに普通の洋式と男子用を設置しましたが、男子用は不要だったです。場所はとるし掃除は余分だし、結局洋式を使っています。
  • 寝ている時に目が覚めてトイレまで行くのに少し離れている為、少し後悔しています。

紹介しきれなかったトイレに関する回答など全35件をまとめた記事もあります。興味がある方は合わせてご覧ください。

2位:リビング・ダイニング

3位に10票以上を差をつけて48票を獲得し、2位になったのが「リビング・ダイニング」。

家の中で大きなスペースをとる、人が一番いる場所、衣食住の食と住を担う場所ということで多くの方から住んでみて感じた失敗や後悔が集まりました。

リビング・ダイニングを巡る失敗や後悔

  • リビング階段に憧れて建てましたが、住んでみるとリビングの音が2階にダダ漏れでうるさく、夏は1階の熱が階段から登って来てしまいとても暑くなります。
    位置を変えるかせめて階段の登り口に扉を付ければ良かったです。
  • リビングを通ってから2階に行くのいいねと話していたのですが、冷暖房のことは全く考えていなくて冷気や暖気が階段から2階へ行ってしまうので、効率が悪く電気代もかかる。
  • 間取りを決めている時に、リビングに作り付けの収納をまったく考え付かなかく、物が溢れてしまうことです。
  • リビングにテレビチューナーの差し込み口を一箇所設けています。そのため、テレビの置き場所が決まってしまい、好きなようにレイアウト変更できないことに気づきました。無線LANのためネット環境には困っていませんが、有線で対応が必要となるテレビに関しては、融通が効かずちょっと後悔しています。
  • リビングに畳の小上がりを作り、その下を引き出し収納にしたが、驚くほど浅く出来上がり、物が収納しづらいこと。

リビングダイニングに関する失敗・後悔の回答すべてをまとめて紹介した記事もありますので詳しくはこちらをご参照ください。

リビングについて、マイナーですが我が家は掘りごたつを設置しています。リビングに掘りごたつがあることにメリット・デメリットなどを紹介した記事もあるので、気になる方はチェックしてみてください。

1位:台所・キッチン

圧倒的な得票数の54票を獲得し、栄えある1位に輝いたのは「台所・キッチン」でした!

大和ハウスが入居者を対象に行なった調査ではキッチンに何らかの不満を持ち入居後に手を加えた人は36%に上っていました。このうち半数は収納について不満をいだいていたそうです※4。

この調査は1999年に発表されたものなので、今も昔も台所に関する悩みや不満は多くあるということが伺えますね。

オール電化が普及したり、アイランドキッチンといった新しい台所のスタイルが出てきたりした中でどのような不満をみんなが抱いているか見ていきましょう。

台所・キッチンを巡る失敗や後悔

  • オール電化にし、災害で長時間停電した時、困り、カセットコンロを買いに行ったが、皆さん考える事は同じで手に入らなかった。プロパンガスにしていたら温かい物が食べられたしお湯も沸かせた。
  • 狭小地で家を建てたので、寝室を優先して設計しました。そのためにキッチンが想定以上に狭くなり、冷蔵庫や食器棚を置くと動線に不具合が出るようになりました。
  • 台所をカウンターキッチンにした。冷蔵庫にものをとりに行こうとすると料理している家族とぶつかるので、気を遣う
  • オープンキッチンにしたのですが、シンクでの洗い物や料理中の音で、リビングでのテレビの音や会話が聞きづらいことが度々あることです。
    また、においも充満するので、その点も気になります。匂いの強い料理がでた日は、ソファーやカーテンに匂いが染みついてしまうので、ファブリーズなどの消臭剤は必須ですね。
  • 対面キッチンにしたことで無駄なスペースができてしまった。対面でなくても不便ではない、カウンターは必要なら別で作ればいいのでもっと考えて配置するべきだったと思います。また、キッチンは思ったよりも電源が必要なので、あと2か所は欲しかったと思います。

台所に関するお悩みは広さやレイアウト、生活動線など多岐に渡っていました。台所に関する回答をすべてまとめた記事もございますので興味がありましたら御覧ください。

まとめ

このアンケートで「不満な点はない」と回答した人はたった1人だけでした。

逆を言えばほとんどの人が家の間取りになんかしらの不安を抱えているともいえるでしょう。

これらの不満は、図面上の家と暮らしてみた実際の家とのギャップから生じることがほとんどです。例えば、玄関が狭くて家族の外出で手間取る、台所で人とすれ違えないなどなど。

こういった不満を減らすには実際の声を参考にしてみるのが大事だと思います。この記事がなにかの参考になれば嬉しいです。

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資料の中には間取り集を出しているメーカーさんもあるので、色々見れば理想のお家のイメージが固まっていきますよ。

私は家を建てるにあたって11社から資料をもらって考えました(友人から多すぎってネタにされてます笑)。ただ、いろいろな会社を知ると予算で考える以外にも、木造か鉄筋か、高気密高断熱がいいか、和風か洋風か現代建築かなどなど、どこが自分に会っているか考える判断軸ができていくので家を立てた後のミスマッチは減ったと実感してます。

なのでまずはいろいろな企業の資料を見たりしてみませんか?

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参考文献

※1:静岡市「市民の住環境に対する意識に関するアンケート調査

※2:神野由紀「近代日本における子供部屋の誕生

※3:国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査報告書

※4:畑由起子「生活実態から見たキッチン空間の志向に関する考察

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