こんにちは、福田栗作(@kurisakunchi)です。このブログでは注文住宅や雨水タンクに関する話題についてユーザー目線で解説しています。

雨水タンクっておしゃれなのないよね…
おしゃれな雨水タンクがあまりないというお悩みとてもわかります。家の庭に置いてあったらかっこいい!おしゃれ!ってなるの少ないですよね。
今回は雨水タンクユーザーで雨水タンクに関する記事を色々書いている私がお庭に置いたら見栄えのするタンクを紹介していきます。
おしゃれな雨水タンクを選ぶポイント
サイズ感を意識しよう
おしゃれな雨水タンクも普通のタンクもまずいちばん意識したほうが良いのがどれくらいのサイズにするか。
どのサイズがいいか考えるポイントになるのが、「どこに置くか」と「どの用途で使うか」です。
ちなみに雨水タンク利用者にアンケート調査を行ない、「利用している雨水タンクのサイズ」を聞いた結果は以下のとおりです。

サイズ | 回答数 |
50L以上150L未満 | 29 |
150L以上300L未満 | 7 |
300L以上 | 2 |
およそ4人中3人が小型タンクを使っているとの回答になりました。サイズ以外にもボウフラの発生の有無や清掃頻度、後悔などを聞いてまとめてみました。興味があれば合わせて御覧ください。
どこに置くか
雨水タンクは基本的には屋外でご自宅の雨樋に接続して雨水を貯めて使います。家の庭、敷地のどこにでも置けるわけではなく、雨樋付近になります。水を
敷地内の駐車場付近や通路など人が通るところに置く場合は300リットル以上溜め込める大型タンクでは、邪魔になってしまうかもしれません。
中型のタンクでもそれなりに場所を取るので要注意です。例えば雨水タンクで人気のホームダムの場合、幅75cm、奥行き51cm、高さ117cmあります。存在感がありますよね。
タンクを設置したい場所のサイズは測っておきましょう。
どの用途で使うか
どの用途で使うかもタンクの大きさを選ぶ上で大事になってきます。
雨水タンクの水を使う場面で言うと
- 家庭菜園や庭木などの水やり
- 週末の洗車
- どろんこになった子供の服の下洗い
- キャンプ用品や菜園用品、子どもの外用のおもちゃを洗うとき
- 災害時にトイレを流す水など生活用水
などがあげられるでしょう。
飲料水ほどきれいな水じゃなくても問題がないけど水が必要な場面で活躍します。
小さいプランターに水やりをする、週末に洗車で使うというような日常でそれほど使わない場合、小型の雨水タンクでも全然問題ないです。一方で、大きめの花壇やプランターがあって家庭菜園をがっつりしているというような場合、中型以上のサイズでないと物足りなさを覚えるかもしれません。
我が家では夏場に250リットルのタンク「ホームダム」の水を使い果たしたことがあってタンクを買い増してます。余分な出費を避けるためにもどの用途でどれくらい使いそうか検討しておくと良いでしょう。
ホームダムを設置して感じたメリット、デメリットなどを紹介していますので興味があればご覧ください。
おしゃれなタンクを選ぶポイント
雨水タンクって見ているともっさりしているというか、あまりおしゃれなデザインのものって少なく感じますよね。
なぜか。の前にちょっと質問です。
円筒状のプラスチック樹脂製のタンクと樽型のタンクどちらがおしゃれに感じますか?
おそらく多くの人が樽型と答えると思います。ここを突き詰めると、「おしゃれなタンク」とそうではないタンクを分けるポイントになるでしょう。
上のリンクは海外の雨水タンクですが、サムネだけ見てみてください。ただのタンクが置いてあるより花が生けられことでタンク感が薄れて、おしゃれさが際立ちませんか?
つまり、見た目が「タンクっぽい」「水を貯めるでかい容器っぽい」とデザイン性より道具感が際立っておしゃれさが弱くなってしまうのではないでしょうか。
その点を踏まえながら、タンクっぽさを感じにくい雨水タンクを紹介していきます。
おしゃれなタンク5選
RainJourney 115リットル
最初におすすめしたいのが「RainJourney」。
タンクというより小粋な道具箱のような外観が可愛いのが特徴。小型のタンクなので場所を選ばず❝ちょこん❞と置けます。
色も水色、緑、黒の3色があり、家の外観にあったものを選べるのもうれしいところですね。
なお、コスパの良いタンクが気になった方は、コスパ優良・雨水タンクをランキング形式で紹介した記事がありますので、あわせて御覧ください。
ウィリアム樽型タンクシリーズ
おしゃれタンクといえば、やっぱり樽型。ワインの醸造所を彷彿させるのが素敵ですよね。
サイズ感もしっかりあるので置くだけでお庭の主役になること間違いなしの存在感。散歩中に見かけたら目を引くし「かっこいいなぁ」って思いますね。
この「ウィリアム」シリーズ、樽型のタンクだけど樹脂製です。なので他の木を使った樽型のタンクより、軽くて扱いやすく安価なのが特徴です。設置しやすいところも嬉しいポイントですよね。
リンクに張っている120リットルタイプは48,000円前後に対し、240リットルタイプは52,000円前後。置き場所に余裕があるなら、少しの値段で容量が倍になるので240リットルタイプがおすすめです。
タカショー レインボウルダークグレー210リットル
スタイリッシュでおしゃれなのがレインボウル。
画像検索で出てくる雨水タンクってどことなくボテッとしてませんか? このボテッと感がタンクっぽさを醸し出してしまうでしょう。
一方でレインボウルは見ていただくとわかるのですが、下にいくほど細くなってスッとしているのが特徴。また、グレーの色味がスタイリッシュなのでどこに設置しても違和感なく馴染みそうですね。黒の外壁の家とは特にマッチすると思いますよ。
蛇口が真鍮製なのもきれいで素敵さを上げるポイントです。
グローベン ウッディタンク350リットル
雨水タンク大きくなればなるほど場所も取るしタンク感が増してしまうのでおしゃれさが減っていくのが少し残念なのですが、ウッディタンクは別。容量300リットル以上の大型タンクの中では一番オシャレだと思います。
樹脂製だけど木目調なのでどの建物にもあうナチュラルな見た目がおしゃれな一品。百葉箱のような趣もありつつ、木製ではないので丈夫なのも魅力のひとつですね。
RainHarvest 150リットル
タンクっぽさはありつつ、機能美を追求した美しさが素敵なのがRainHarvest。見た目がスタイリッシュでどこにおいても違和感なく馴染むと思います。
RainHarvestの良さは見た目に加えて、唯一無二の「満水でも水が入れ替わる」機能。雨水タンクの多くが満水になると水がそのまま貯められるだけで、使わないままで置くと水質がどんどん悪くなっていきます。RainHarvestは水を下から吸い上げて排水する作りになっていて、自動で最新の雨水に切り替わる優れもの。見た目も中もキレイであり続けるすごいタンクなのでオススメです。
雨水タンクの水質について気になった方向けに、雨水タンク内に貯めた水が腐る原因や対処法などを解説した記事もありますので興味がございましたら、御覧ください。
まとめ
- 雨水タンクを選ぶときはまず置き場所とサイズ感を考える。
- その上で、おしゃれなタンクを選びたい人は「タンクっぽさ」が薄いものを探す。
おしゃれな雨水タンクは見つかりましたか?
おしゃれに雨水を活用してエコな生活を送るきっかけに役立てたらうれしいです。
ただ、おしゃれな雨水タンクはだいたい値段がする傾向にあります。なので、補助金を出している地域にお住まいの方は補助金を利用するのがオススメです。全国の補助金の交付申請についてまとめていますのでこちらをご活用いただけたら幸いです。
コスパ重視の人向けにコスパの良い雨水タンクTOP5を調べてみました。「やっぱ雨水タンク高いな…」って思った方や価格やコスパが気になる人はぜひ御覧ください。
オススメタンク以外にも設置にかかる費用やボウフラ対策、補助金などについてお役立ち情報をまとめています。雨水タンクに関する疑問を解消する内容ですので、もしよかったら御覧ください。
コメント