こんにちは、福田栗作(@kurisakunchi)です。このブログでは注文住宅や雨水タンクに関する話題についてユーザー目線で解説しています。
雨水タンク愛用者が買い換えるなら買いたい雨水タンクを紹介します。
雨水タンクを使っている人間が選ぶ、「もし雨水タンクを買い換える、新しく買うなら」をテーマにおすすめの雨水タンクを紹介していきます。
利用者目線で「この雨水タンクのここがイチオシ」を解説していきますので、雨水タンクを探している方の参考になったら嬉しいです。
ホームダム 使ってみて
我が家ではコダマ樹脂工業のホームダム250リットルを2つ使ってます。連結ではなく、別の雨樋にそれぞれ繋いでます。まずオススメ雨水タンクの比較対象として普段使っているホームダムの使い勝手から説明していきますね。
ホームダム 250リットルの良いところ
- 大容量の割に値段が安い。
- 設置しやすい。
- 水が抜きやすいから掃除しやすい。
大容量の割に安い
151リットル~300リットルの中型タンクの価格のレンジは18,000円~151,000円。ほとんどが50,000円以上します。30,000円台で250リットルも容量があるものはホームダムのみなんです。
コスパ(何回満タンになると水道代を回収できるか)観点でいうと、中型タンクの中では安心興業の雨水貯留タンク185リットルに次いでコスパが良いです。大容量でお財布に優しいタンクと言えます。
設置しやすい
ほかのタンクを設置したことがなく比較対象がないのですが、ホームダムは設置しやすかったです。素人でも数時間で設置できるお手軽さはおすすめポイントです。
水が抜きやすい
タンクの中が汚れてきたときの掃除。空にして洗う場合、水が抜きにくいとひたすら待つことになります。他よりも点検用の穴が大きく、穴の蓋を開けると一気に水が流れ出るので待ち時間が短くすぐ洗えます。
清潔にしやすい = 衛生面や藻が発生しにくくなるということでもあるので、手入れのしやすさも要チェックポイントですね。
ホームダムの気になるところ
- フタが取り外せないから丸洗いは少ししにくい。
- 取り付けしますと製造元はいっているけど返事がこない。
フタが取り外せない
フタの片側が本体に連結されて開けるタイプ(イメージとしては懐中時計のフタみたいな)なので、掃除のときにひとりでに閉まったりするのは少しマイナスポイント。ちょっとだけ掃除しづらいのでそこは気になるといえば気になる。でも中を本格的に掃除する機会って年1回あるかないかなので、それほど大きなデメリットでもないです。
ねじ巻き式の場合、ちゃんと閉じないと隙間ができてボウフラが発生しやすくくなるという要素も抱えているので一長一短ですね。中にどれだけ水が溜まっているか見やすいのはホームダムなので、貯水量が気になる人はホームダムのほうがオススメとも言えます。
製造元から返事こない
製造元のコダマ樹脂工業さんのホームページに取り付けの相談受け付けます!って書いてあるのですが、メールしても返事が来ません。初心者でもできるか不安でお願いできるならしてみようかなと思って2回ほど問い合わせてもスルーでした涙。
ただ、取り付けまでやってくれる製造元がほかにあるかというと不明なので、そんなにデメリットでもないかもしれません。素人でも取り付けられるので、そこまで気にしなくても大丈夫です。
より詳しいホームダムのレビュー記事もありますので、気になる方は御覧ください。
メリデメを書き連ねましたが、ホームダムは本当に使いやすいしコスパもいいナイス雨水タンクです。「買い換える」がテーマではなく、書い直すもありだったら、ホームダムまた買うという選択肢も十分ありえます。気になる方はこちらからチェックしてみてください。
それではここから、オススメの雨水タンクを3つ紹介してきます。
レインハーベスト
レインハーベストのここがすごい
雨水タンクの水、夏場はどんどん無くなる一方で、冬場は水やりも減るので溜まっていきます。満水のまま何日も、、、ということも起こります。そうすると水が入れ替わらずに腐る、水質が悪くなってします。こまめに水を抜けばすむのですが、意外とおっくうでそこまでしないことがほとんどです。
そんな雨水タンクのよくある悩みを解決したのがレインハーベスト。雨が降ると中の水が入れ替わる構造になっていて、タンク内の水が綺麗であり続けるというありえないを実現しているのがすごい。水が入れ替わったり、中で水流が発生するので生態的にボウフラが育ちにくいかもしれないという点も見過ごせません。
「雨水は使いたいけど、こまめに手入れするの面倒、、、、」という人には絶対オススメです。私もめんどくさがりなので買い換える候補にまず第一に挙げますね。
安全興業 雨水貯留タンク185リットル
安全興業さんのここがオススメ
コスパが良い。これにつきます。コストの回収効率でいうとホームダムミニが1番優秀なのですが、サイズが110リットルと小型なので、ある程度の容量を確保しつつコストも抑えるとなると安全興業の雨水タンク一択です。ホームダムよりコスパが良い!。
補助金も適度に使えるのもおすすめポイント。費用の2分の1以内、上限20,000円が補助金のパターンとしては多い。これを実際に当てはめるとホームダムミニだと1万円前後なので補助金が約5,000円。安全興業の雨水タンクは18,000円前後なので、補助金を受けられる額が約9,000円。
「本体価格」から水道水で満杯にしたときにかかる水道代で割った数値(何回満杯になったら水道代の元を取れるか)を見ると、ホームダムミニは189,3。安全興業の雨水タンクは203,6と数字上の大きな差はなく、すぐ元を取れる中型タンクと言えます。
補助金が受けられる地域にお住まいだったら安全興業の雨水タンクも買い換えるときに検討したくなる逸品ですね。
ハーコスター ウォーターストレージ227リットル
初めて設置する人に優しいハーコスター
ハーコスター製のタンクに共通して言えるのですが、設置がしやすい工夫がされているのがオススメポイントです。
雨水タンクの設置するときの最大の関門が「雨樋を切る」ことです。切って大丈夫かという不安もあるし、切る場所を間違えたら水があふれるオーバーフローが起きてしまうけどやり直しはきかないので初めて雨水タンクを設置する人には「雨樋を切る」行為が1番勇気がいります。
この不安を解消する「仕組み」があるのがハーコスターの素敵なところ。雨樋を切るときに使う付属のシールとタンクに付いた目印を合わせるだけで、どこを切ればいいか簡単に決められるようになってます。雨水タンクを設置するときに「ここを切る、であってるよな、、、」って不安になりながら切って本当に水が貯まるかすごく心配だったので、これが無くなるってすごく大きいことです。自分で設置するときの心理的なハードルが1番少ないのでおすすめです。
もう一つオススメ要素としてはフタがガバっと取れることです。ホームダムだと取れないので洗いにくいのが難点なのですが、このフタが取り外し可能なので洗いやすいのも良いポイントです。
まとめ
- ホームダムは大容量で取り扱いやすい。
- レインハーベストは貯留水が常にキレイになるすごいタンク。
- 安全興業の雨水貯留タンクはコスパ重視の人向け。
- ハーコスターのウォーターストレージは初心者でも簡単に取り付けられるのが魅力的。
利用者目線で買ってみたい雨水タンクを紹介してみました。災害時や家庭菜園、車の掃除に役立つ雨水タンクをこの機会にゲットしてみてはいかがでしょうか。
コスパ重視の人向けにコスパの良い雨水タンクTOP5を調べてみました。価格やコスパが気になる人はぜひ御覧ください。
また、おしゃれな雨水タンクの選び方やおしゃれ雨水タンク5選を紹介した記事もあります。ホームダムってあまりおしゃれじゃないから買うのを迷うと思われた方はぜひこちらもチェックしてみてください。
オススメタンク以外にも設置にかかる費用やボウフラ対策、補助金などについてお役立ち情報をまとめています。雨水タンクに関する疑問を解消する内容ですので、もしよかったら御覧ください。
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